オリゴ糖が腸まで届く理由とその効果

自然が設計した素晴らしい仕組み

オリゴさん
私達オリゴ糖が、腸まで届くことは知っているでしょう。
乳酸くん
よく知っているよ。
腸内細菌として、腸の中にいるぼくたちにとって、オリゴ糖は大事な食料だからね。



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オリゴさん
人間の口から入ったオリゴ糖が、腸まで届くって不思議だと思わない?
乳酸くん
いつもオリゴ糖を餌にしているから、当たり前だと思っていたけど、
そういえば、ブドウ糖や乳糖は腸まで届かないね。
オリゴさん
そうなのよ。
ブドウ糖などの単糖類は、小腸で消化吸収されちゃうの。
だから、乳酸くんたちがいる大腸まで届かないの。
乳酸くん
じゃぁ、どうして、オリゴ糖は腸まで届くのかな。
オリゴさん
オリゴ糖は、人間の消化液では分解されないから、小腸で吸収されないのよ。
乳酸くん
ふーん、じゃぁ、人間にとっては、オリゴ糖は栄養にはならないんだね
オリゴさん
そうよ。
人間にとっては、栄養にならないけど、
おかげで腸まで届くから、乳酸くんやビフィズス菌には、餌になる訳でしょう。
うまい仕組みだと思わない。
乳酸くん
そうだね。
オリゴ糖が腸まで届かなかったら、ぼくら飢え死にしてしまうよ。



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オリゴ糖は腸内細菌に糖を届ける宅配便

糖類には、単糖類、2糖類、3糖類・・・多糖類があります。

単糖類とは、グルコース(ブドウ糖)や果糖(ラクトース)のように、一番単純な糖です。

2糖類とは、単糖類が2個くっついたもので、ショ糖や乳糖などがあります。

ショ糖や乳糖などの単糖類が3個から10個ほどくっついた糖類を、オリゴ糖と言います。



単糖類は、小腸の消化器官吸収されるから体内に取り込まれて、人間のエネルギーになります。

2糖類は、消化液で分解されて単糖類になってから、やはり小腸で吸収されます。



3糖類以上のオリゴ糖は、難消化性といって、人間の消化液では分解されにくいのです。
胃酸で1%程度、小腸で5%程度しか消化吸収されないとの報告もあります。
そのため、小腸では吸収できないので、大腸まで届きます。



大腸の中にすみついている乳酸菌やビフィズス菌は、オリゴ糖が大好きなので、餌として食べることができます。

まるで、途中で人間に食べられないように梱包して、腸まで届ける宅配便のようですね。


オリゴ糖は、善玉菌だけのごちそう

大腸に届いたオリゴ糖は、善玉菌であるビフィズス菌の餌になります。



人間にとっては、オリゴ糖は分解出来ないので消化吸収が出来ません。
悪玉菌にとっても、オリゴ糖は吸収できませんから餌にはなりません。



もしも、人間が全ての糖を消化吸収してしまったら、大腸にはそれこそ「うんち」の原料しか届かず、ビフィズス菌や乳酸菌は餌がなくて死滅してしまいます。



人間がオリゴ糖を食べるということは、腸の中にいる善玉菌であるビフィズス菌や乳酸菌の応援をすることになります。


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