オリゴ糖とはどんな構造?特にフラクトオリゴ糖を知りたい。

最も単純な糖は単糖類

乳酸くん
オリゴさん。
そもそも、オリゴ糖って、どんな物質なんですか?
オリゴさん
ブドウ糖とか果糖とか聞いたことがあるでしょう。
乳酸くん
名前だけは知ってるよ。



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オリゴさん
これらは、単糖類って言って、構造的に単純な糖なの。
特にグルコースはブドウ糖とも言われて、脳細胞のエネルギー源になる唯一の物質なのよ。
下の図を見てごらん。


20151115b
乳酸くん
ブドウとリンゴなんだね。
オリゴさん
いいえ、フルーツの絵は、単なるイメージだから、直接の関係はないわ。
ブドウ糖の名前は、最初に研究した科学者がブドウを使って研究していたからですって。
乳酸くん
ふーん。
ま、単糖類は分かったけど、オリゴ糖はどうしたの。

単糖類が2個結合したら2糖類

オリゴさん
順番に行きましょう。
これらの単糖類が化学に2個結合したのが、二糖類よ。
これも、下の図を見てね。


20151115c
オリゴさん
こんな絵じゃ、かえってイメージが湧かないも。
化学式なんか好きじゃないけど、これはどうかしら。


20151115f
乳酸くん
なるほど、そういうことか。
ぼくは、よく分かったよ。
オリゴさん
それは、良かった。
そういえば、乳酸くんは理系だったわね。
スクロースはショ糖と言うんだけど、生活で普通に使っている「お砂糖」のことなのよ
乳酸くん
うん、砂糖がスクロースってことは知っていたよ。
オリゴさん
次がやっとオリゴ糖の説明になるのよ。
こんな風に、単糖類が2個結合した化合物が2糖類、
3個くっついたら3糖類というわけ。
乳酸くん
うん、3糖類まで分かったけど、オリゴ糖はどうしたの?



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単糖類が3~9個でオリゴ糖

オリゴさん
それでね、
単糖類が、3個から9個くらいが結合した物質が、オリゴ糖なの。
乳酸くん
なるほど、やっと出たね。
じゃぁ、3糖類以上がオリゴ糖なんだね。
オリゴさん
そうね、でも、だいたい10以上になると多糖類って言って、甘くもないしオリゴ糖とは言わないのよ。
20151115d

フルクトースがくっついたのがフラクトオリゴ糖

オリゴ糖の中でも特に良い働きをするのが、フラクトオリゴ糖です。
上の図では、リンゴが数個くっついているイメージです。

〔グルコース+フルクトース〕=ショ糖
つまりブドウ糖と果糖が結合した物質がショ糖でしたね。



このショ糖に、フルクトース(果糖)が、数個くっついた物質が、フラクトオリゴ糖です。

総称はフラクトオリゴ糖ですが、それぞれに名前がついています。

ショ糖(ブドウ+リンゴ)に、リンゴが1個⇒ケストース
ショ糖(ブドウ+リンゴ)に、リンゴが2個⇒ニストース
ショ糖(ブドウ+リンゴ)に、リンゴが3個⇒フラクトシルニストース

だいたい、これらが、フラクトオリゴ糖と呼ばれる中心的な物質です。

フラクトオリゴ糖はビフィズス菌に効果あり

腸内細菌の中の善玉菌の餌になるのがオリゴ糖ですが、特にフラクトオリゴ糖は、とても良い栄養源なのです。

20151116a
リンゴが1個のケストースは、速効性があり、善玉菌を増やします。

リンゴが2個のニストースは、じっくりと善玉菌に栄養を与えます。

リンゴが3個のフラクトシルニストースは、遅効性で善玉菌に効果があります。
【ショ糖の一部であるリンゴは数に入れていません】


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