オリゴ糖は優れたプレバイオティクスです。

プレバイオティクスとは善玉菌のエサ

オリゴさん
私たちオリゴ糖は、プレバイオティクスの代表って言われているのよ。
乳酸くん
プレバイオティクスってなぁに?
オリゴさん
乳酸くんやビフィズス菌のような、腸内細菌の善玉菌を元気にして増やす効果がある物質のことよ。
乳酸くん
増やす効果って何だい?
オリゴさん
実際には、善玉菌のエサになる物質ね。
乳酸くん
ぼくらのエサって言えば、オリゴ糖が多いよ。
オリゴさん
そうよ、プレバイオティクスの代表といえばオリゴ糖なの。
オリゴ糖の正体が分かる前には、
「母乳中のビフィズス増殖因子」
なんて、呼ばれていた時代があるのよ。
乳酸くん
へぇ~。
ビフィズス増殖因子か、
結局はぼくらのエサのことだったんだね。

プレバイオティクスの条件とは

プレバイオティクスの条件として、4つの項目が提案されています。
わかりやすく、項目ごとにまとめてみました。

人間に消化吸収されないこと

腸内細菌は大腸の中にすみついています。

微生物とはいえ生き物ですから、栄養源つまりエサが必要です。

人間は食べたものを自分の栄養にするために、胃や小腸で消化吸収します。
もしも、食べたものを全部吸収してしまったら、大腸にはうんちの材料になるカスしか届きませんね。

そうなったら、食べ物がないので、腸内細菌は生きることができません。



だから、人間が口から食べても、胃や小腸で消化されないで、大腸まで届く栄養源が必要なのです。
これを「プレバイオティクス」と言います。



オリゴ糖は、胃での消化率は1%で、小腸での消化率は5%とのデータもあります。
殆ど消化されずに大腸まで届くのです。

特にフラクトオリゴ糖は、難消化性と言われています。

人間は、ブドウ糖や果糖などの単糖類しか吸収できないので、二糖類は単糖に分解してから小腸で吸収します。
このときに酵素の力を借りるのですが、オリゴ糖を分解することは出来ないのです。


善玉菌のエサになり、悪玉菌には食べられないこと

せっかく大腸まで届けた栄養物が、悪玉菌の栄養になっては困ります。

プレバイオティクスは、善玉菌にとっては最高のエサになり、悪玉菌は食べることが出来ない物質でなければなりません。

実は、これがオリゴ糖なのです。

20151116c
悪玉菌の栄養源は、胃や腸で消化されなかった肉類の残渣に含まれる、タンパク質やアミノ酸です。
いわば、腐りかけの肉と思ってよいでしょう。

腐りかけの肉を食う連中ですから、そこから有毒物質を産出します。
悪玉菌は、オリゴ糖を食べることが出来ません。


腸内環境を改善してそれを維持すること

善玉菌を増やして、悪玉菌を懲らしめれば、自然に腸内環境は改善されます。

こうして善玉菌が創りだす酸性の環境を壊さない性質も、プレバイオティクスには必要です。

オリゴ糖は、腸内環境に悪い影響を与えません。


人間にとって害がないこと

オリゴ糖は、人間には消化吸収できませんが、病原性や侵蝕性などの害もありません。





以上の4つの条件を満たして、腸内善玉菌を増やす効果がある物質をプレバイオティクスと言います。

エサにはならないけど、悪玉菌を減らすことによって善玉菌の応援をする食物繊維の一部もプレバイオティクスに含まれますが、

実質的には、殆どオリゴ糖を示す言葉と言っても良いでしょう。


スポンサーリンク


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です